ハッピナブログ

ハッピナ

そう、こうして我々は汗を流すのである。(岡田英樹)

F1000079.jpg
本日も盛大に稽古にいそしんだのである。
狭い稽古場に多人数の稽古、なんてのもよくある我々であるが、本日は適度な人数であった。
我々の稽古は動く。
ひたすら動く。
演出が一番動く。
演出が「こう!」と言って汗と唾液を撒き散らしながら動くのである。
しかし、その動きを誰もまねすることが出来ないのである。
それがもどかしく、演出がさらに「こう!」と言って体液をまきながら動くのであるが、やはり誰もその通りには動けないのである。
演出の体には絶対にバネとかが仕込まれていると思う。
でないと、あんなクネクネビヨンビヨンと動けるはずがない。
一シーンを終え、一番汗をかき、息を切らしているのは、何を隠そうそのシーンに出ていない演出なのである。
夜からは広い稽古場であったが、稽古場が広くなれば血気盛んな我々(主に演出)はさらに動く。
飛ぶ。
跳ねる。
クネクネする。
そして雄たけびをあげるのである。
おそらく客観的に見て、これは果たして一体何の稽古をしているのだと思うだろうが、色々な経過を経て皆様にお届けするお芝居となるのである。多分。
そんなこんなで、今日も我々は汗を流し、唾液を飛ばし、飛んで、跳ねて、クネクネしては雄たけびを上げて、稽古にいそしんだのであった。