公式サイト・TOPページでもお知らせさせて頂きましたが
ハッピーナッツの座長で作家で演出のうえだ淳が退団しました。
そして、役者・櫻井弥生も退団し、新人・山本なぎさが入団しました。
一役者の入退団はともかく、座付き作家の退団ということで
驚かれた皆様も多いかと思います。
実際、お伝えした関係者の皆様には大変驚かれております。
正直、最初私はうえだの退団＝解散と考えていました。
関係者の皆様も同じように感じた方が沢山いらっしゃいました。
ハッピーナッツはうえだが立ち上げた劇団です。
そして彼の作品を演じたい、という人が集まって今のハッピーナッツがあります。
特に私は旗揚げメンバーでもあり、うえだと13年一緒にやって来ました。 
うえだ作品を１人でも多くの人に観てもらいたい。
その気持ちで、私は制作を続けてきました。
「最後の１人になっても俺はハッピナであり続ける」
そう言い続けてきたうえだがハッピナを去る。
それは劇団の解散を意味すると考えていました。
が、残るメンバーと話し合った結果、公演ペースは落ちるだろうけれど
続けていこう、ということになりました。 
ある友人が言ってくれました。
「作家や演出だけでなく、役者も含めてそれ全部が劇団なんだから」と。
作家が変わろうが、演出が変わろうが、この仲間たちがいればそれがハッピナだ、と。
ハッピーナッツはこれからも活動を続けていきます。
うえだ脚本を楽しみにしてくださっていた皆様には
今後彼の新作が見ることが出来なくなり、大変申し訳ありません。
残されたメンバーで、より、いい作品が創れるように頑張っていこうと思います。 
どうか、どうか、これまでと変わらぬ応援のほど、よろしくお願い致します。
演劇畑ハッピーナッツ　制作　　春海るり