ハッピナブログ
地震(岡田英樹)
金曜日に起こった東日本から北陸にかけての大地震から一夜明けて…
地震が起こった当初は仕事してたのですが、大阪でも大きくゆっくり揺れましたね。
ビルの上だったからかもしれないですが。
まるで船に乗ってるかのような状態がずーっと続いていて、揺れが大きくなるのかどうなのかわからず、不安になりました。
結構な揺れだったので、震源は近場かと思ってたのに実際は東北地方ということで、かなり離れた大阪でこの揺れだからこれは結構な被害が出るとは思いましたが…
地震に加えて大津波の追い打ちで海岸沿いの町がことごとく壊滅。
その時の映像やらがずーっと流れてました。
また、原発の状態もかなり心配です。
ツイッター上では不要なRTがあふれかえり、まるで情報さえもが大津波となり、色んな人たちを巻き込んでいきました。
まぁ、被害の状況が状況で、どのチャンネル回してもその情報ばかりで、ツイッター上の情報と合わせて、なんだか情報に酔ったというか、当てられまして、ちょっと頭痛がひどいです…
みんなが腫れものに触れたかのようなあの情報の嵐はとにかく異常でした。
実際に被害にあわれた方々がパニックになるのはわかります。当然です。
でも、たいして被害のなかった地域をはじめ、全国的に一種のパニックというかここまで狂気じみた状態になるのは自然災害と同等の恐怖すら覚えます。
情報っていうのは武器にも薬にもなるわけで、ある情報を知っていたかどうかで生死、もしくは人生を揺るがすことだってあるんですよね。
だからこそ、安易にリツイートしちゃいけないんですよね。
特に情報源がどこかもわからないような情報は。
「体験者です」とか「確認取りました」とあっても、それが本当なのかを確認する方法は難しい。
まずは疑ってかかって、調べた結果本当であれば、そのソースのURLをつけて流すべきところをみんな軽がるしくリツイート(それも非公式RT)するというのは本当に恐ろしいことだと思います。
現地の方々に、情報の信憑性について調べさせるっていうのはどうかと思うし、現地の状況では流れてきた情報を確認せずにすがってしまうことも十二分に考えられるわけで、普段流れてくるしょーもないチェーンメール的なつぶやきとはわけが違うんですよね…
何かしたいという気持ち自体は悪いことではないし、大切なことだけど、いったん深呼吸して、本当に自分がやらないといけないものなのかを考え、その情報は正しいのかどうかしっかり裏付けを取った上で行動するべきかと。
自信がないなら、献血や募金だけでも十分だと思います。
これだけリアルタイムで情報が流れ、自分自身も発信して国内外へ情報を伝播できる今の時代、リテラシー能力は高くしておかないといかんなぁと思いました。
とにもかくにも、被災された方々の一刻も早い復興をおお祈りするとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。