ハッピナブログ

ハッピナ

公演終了その後(岡田英樹)


こにゃにゃちわ。
全くもって久方ぶりの岡田です。ども。
演劇畑ハッピーナッツVol.19『スクランブル☆トレジャーズ!』、無事終了しました。
ご来場くださった皆々様、改めてありがとうございました。
いやぁ、公演終了からはや1週間。
先週までは小屋入りしていて、みんなでわいのわいのとやっていたのですよ。
それがこのていたらく。
家でぐだー、どべー、べはーっとだらだら過ごしております。
公演前からひいていた風邪もあいかわらず治ってないのもあって、寝て過ごした休日でした。
それはそうと、今回作・演出をしたわけですが、ホント苦労の連続でした。
役者の時よりしんどかったのは意外というか……もうちょっと楽できるんじゃないかとか思ってましたが、全然そんなことはありませんでしたねw
とにかく、人数いるわりにチームがなかなかそろわない(みんな客演などで忙しいため)、意外と台詞の入りが遅い、などなどがありましたね。
僕の側も、役者の様子を見つつ台本を書き換えたり、演出変えたりと色々あったので、それはそれで役者の側からしたら大変だったのかもですね。
そして、細心の注意を払ってたけれども、怪我した人が出たので、かなり悔やまれます……
芝居はあくまで芝居なので、最も安全な方法で、でも本物っぽく見せないといかんのに、本当に怪我してしまったら元も子もない。
これくらいなら大丈夫だろうという見積もりでGOを出した自分の責任ではあるので、そこは気をつけていきたいところです。未熟でした。
それにしても、カーチェイスが結構人気らしいんですが、カーチェイスはほぼ当初の台本通りで、動きもほぼ最初につけた通りのものだったりします。
カーナビとケンカするというシーンがなくなったくらい。
それよりも苦労したのは宇宙船バトルで、これは台本も何度も書きなおして、動きも何度も決め直したので、良かったと言ってもらえるとホントに報われます。
まあ、そんな裏の話は置いといて……こういうB面(とにかく楽しませることだけを念頭に置き、ノリと勢いで突き進むスタイル)は個人的には出演する側としてはそんなに好きじゃないんですが(え?)、作る側、観る側としてはこう言うの好きなんですよね。
しかも、前回、今回とB面続きなので、これがハッピナスタイル、みたいな状態になってるので、A面(笑って泣ける王道もの)やると「ハッピナ路線変えてきた!」みたいに言われてしまわないかと不安になります。
ただ、どちらの作風にしても根底にあるのは共通しているので、そこが伝わればいいなぁと思うのですが。
なんしか、次回作はかなりのプレッシャーだな、と。
まぁ、誰が作・演出するのかわかりませんが……w
あ、あと、今回の作品をコメディーと呼んでくださる方もいらっしゃいますが、まったくもってコメディーではないですよ^^;
コメディーって言っちゃうと三谷幸喜さんとかガバメンツさんとかに申し訳が立たんです……
じゃあ、なんて言えばいいんだ?となると困るんですが、あえて言うならコミカルファンタジーとかドタバタファンタジー……ですかね?
まあジャンルなんてどーでもいいんですけど、コメディーほど洗練されてるわけではないので、恐れ多くて……w
はてさて、そんなハッピーナッツ、次回は全くの未定ですが、多分来年でしょう。
そして来年は15周年で、かつ20作品目ということで、何がとび出すやら……乞うご期待!